夏の終わり、何気なく鏡を見ていて「はっ!?」。鼻の付け根に楊枝の頭ほどの暗い影が。もしかしてシミ!? それとも眼鏡の鼻当ての跡!? 後者だとかたくなに信じているワタナベです。
秋の気配を感じるころは、どっとそれまでの疲れが顔に出やすくなります。寝不足や、バカンスなどによる生活サイクルの変化、そして強い陽射しと汗…肌にとっては過酷なことばかり。
活力の衰えた肌のまま冬を迎えると、今度は乾燥によるダメージを受けやすくなり、小じわが増えるもとに。つまり、「老化」といういまいましい言葉と無縁でいられるかは、秋のスキンケアにかかっているのです。
徐々に暑さから解放され、夜も長めになってくる時期。いつものお手入れの前に、この時期ならではの「ちょっとのひと手間」ケアはいかがでしょう?
しっかり洗顔
肌が疲れて見えるときはたいていくすみが目立っています。原因はいくつかありますが、意外なのが「皮脂」。余分な皮脂は肌の上で酸化し、にごりや光の乱反射のもとになるので顔色が悪く見えるのです。しっかり洗顔して、汚れや余分な皮脂を落としましょう。洗顔は、泡をよく立て、手と肌の間に泡をはさむようなつもりで洗うのが基本。ごしごしこすると肌にとって刺激となるのでご注意を。
ホットタオル
血行が悪いと、皮フに十分な酸素や栄養が行き渡らず、新陳代謝が滞ってしまいます。そんなときはタオルを水に浸してラップに包み、レンジで1分程チン。顔にあててむくみやクマ対策に。※熱いタオルでやけどをしないように気をつけましょう。
リンパをプッシュ
水分の摂りすぎや代謝の低下で顔がむくんでいるときは、体液や老廃物を流すリンパ節を押さえてみましょう。たるみ対策にオススメなのは「顎下リンパ節」で、顎の骨の内側(首寄り)にあります。顔を天井に向けてその部分を指の腹で押し、首筋に沿ってさすり下ろしましょう。
なお、痛みを感じるほどギュッと押したり、こすったりするのはやめましょう。
下から上へのパッティング
化粧水を手またはコットンにしみこませ、下から上へパッティング。毛穴は実は上から下に向かってついているので、下から水分を入れてあげることで汚れや皮脂を防ぎ、肌がみずみずしくなります。手の場合は下から包み込むようにして肌をおさえるとよいでしょう。
これらのケアで、化粧品の浸透がぐっとよくなるはず。秋から冬にかけてのケアとしても、もちろんオススメです。
(1)小鼻の周りやあごのざらつきが気になります。
ざらつきの正体は「角栓」。過剰に分泌された皮脂が毛穴にたまり、さらに汚れがついて固まってしまったものです。毛穴はあたたまると開くので、皮フ温の高くなる入浴時にていねいなクレンジングを。ざらつく部分を軽くマッサージするようにしてクレンジング剤をなじませると、脂や汚れがとれやすくなります。
(2)朝起きたら顔がむくんでる!何とかしたい!
まずは耳の下のくぼみを痛くない程度に押してみて。ここはリンパの流れが滞りやすいところ。刺激するとほほからあごにかけてのむくみがとれてきます。その後、温水と冷水で交互に顔をパシャパシャたたくように洗うと一気に血行が良くなります。
(3)寝不足が続いて目の下にクマが。どうしよう!
ホットタオルをあてるのもある程度有効ですが、何日もたまった疲れのシグナルを即効で消すのは至難の業。どうしても気になるときにはメイクでカバーを。ピーチまたはオレンジ系ベージュのクリームシャドウを目尻から目頭に向かってスッと塗ってみて。明るい色のコンシーラでは下からクマがグレーに浮き出て余計に目立ち逆効果です。
次回(10月12日更新)は、『深まる秋に、「お肌の衣がえ」大作戦!』についてのお話をお送りします!
Ms.ワタナベ(渡邉真由美):美容・健康ライター。
10年間の出版社勤務を経てフリーになり約6年、女性誌やWEB、書籍で活動中。25歳のときに化粧品に目覚め、以後十ウン年の間に試した化粧品の数は700を超える。「健やかな肌は健やかな体から」がモットー。
先日、着付けもできないのに名古屋帯をあつらえてしまいました。柄はもちろん(?)犬。染める前の塩瀬の白さといったら!まさに「清らか」。ああ、肌もこうでありたい。
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